なぜサービス付き高齢者向け住宅が増え続けるのか?
なぜサービス付き高齢者向け住宅が増え続けるのか?
以前にも書きましたが、ここ数年(平成28年1月現在)でサ―ビス付き高齢者向け住宅(サ高住)は右肩上がりで増加し続けています。
なぜ、全国でサ高住が増えているのでしょうか?
簡単に言えば国が政策としてそのように誘導しているからです。
国土交通省が管轄していますが、税制上の優遇措置や補助金の制度が受けられるからです。
土地活用を検討している個人や事業者が軒並み参入しているというのが実情です。
そのほとんどは運営は別の法人に委託しているケースが多いようです。
特別養護老人ホームを作ると国の負担が増える…というのもあるのでしょう。
援助するから民間事業者ががんばって高齢者住宅の整備をしてください、というのが実情です。
まだまだ増え続ける勢いですが、今後はサ高住の質的なものが問われる時期に来ているでしょう。
空室が多く出て経営が継続できないサ高住も増加すると思われます。
必要経費が安いという理由だけで選択しても、安心できない場合も十分あり得るのでご注意ください。
適切に料金設定し、適切なサービスを提供し、適切に運営されているサ高住でなければ自然に淘汰されてくることでしょう。
昨今、老人ホーム内での虐待等も問題になっていますが、行政による監視も今後は必然的に厳しくなってくるものと思われます。
弊社も入居して頂く方やそのご家族の満足を追求することを忘れずに、適切に運営していけるよう従業員一同、気を引き締めて頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします!