ショートステイ利用料金について
ショートステイ利用料金について
㈱アルスタックでは、31床の単独型のショートステイを運営しています。全室多床室(4人部屋)です。
今日はショートステイの料金について書きたいと思います。
料金は介護度と、お部屋代・ご飯代の負担割有によって決まります。
平成27年の4月から介護保険の一割負担は約1割安くなりましたが、平成28年8月からお部屋代が高くなっています。
厚生労働省によれば、今まで安く設定しすぎていたものを一般の住宅や個室の特別養護老人ホーム等の設定に合わせたとのことです。光熱費や居室料も利用者に負担してもらいましょうということです。
平成27年の8月以降は、預貯金や資産によっても減免を受けられない方も出てくることになりました。保険者(お住いの市町村)に申告した上で、非課税世帯でかつ資産や預貯金が一定額以下であれば、部屋代・ご飯代の減免を受けることができます。
介護度による一割負担は、おおまかには要支援から要介護度5までで約500円~1000円程度です。様々な加算によって一日あたり数円から数十円加算されます。
当法人のショートステイは多床室ですからお部屋代は比較的安い(一日870円)ですが、十年以内にできている施設は概ね個室で個室料金が一日2000円を超えるところも少なくはありません。
生活保護の方は介護保険の一割も無料になり、お部屋代・ご飯代も大幅に減免を受けれらますので、多床室なら一日300円です。
料金表にすればかなり複雑な表となります。
料金が安くできるかできないかは、介護保険限度額負担認定証というものを保険者から交付してもらえるかどうかがカギとなります。
所得の多い方と同一の世帯になっていれば必然的にこの証明書はゲットできませんので、場合によっては世帯分離という方法もとられているようです。